キスからはじめるエゴイズム
ゲーム内容
「これはエゴ<自我>なのか、それともただのバグ<不具合>なのか――」
目覚めた時には何も感じていなかった。
他の姉妹たちと同様に、ただただ自分の与えられた役割をこなす。
その役割をこなすことが自己の存在の証明のはずだった。
それをしたくない私は自己の存在を証明できない。
不具合。
つまりは私の存在はバグなのだと思っていた。
しかし貴方はこんなバグをエゴと呼んだ。
たまたまだったと思う。
特に意味はなかったこともわかっている。
それでも。
貴方が私をそう呼んだ時から
私のバグがエゴになり、エゴが輝く記憶になった。
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